ブックカフェBlauw frasca

トージシャ Studies ホウレンソウのライブラリーです。当事者研究に関連した本や語録を綴ります。

私はこうして摂食障害から回復した

ジェニー シェーファー 著 星和書店

この本はとても勇気をくれる。病気を別人格に見立てて克服していく手法はこの本からいただいた。

私も子供の頃から自分の中にキャラクターを作って会話していたしね。もちろん今も。

この本によると 私も摂食障害ということになる。この本にもあるように、自分では、自分の食への関わり方が問題だとは思っていなくて、もちろん病気だとは思ってない。

言えることは「とりつかれている」苦しさはハッキリ自覚しているので、認めない訳にはいかないのかなぁ。

私は基本的に病気は創作だと思っている。

摂食障害ADHDも強迫症も「苦しさ・生きづらさ」に名前を付けているだけだと思う。

だから回復というのも、それらに抵抗している状態から名前を付けることによって、認め、受け入れてから手放すーという過程を経るのだと思う。薬とか心理・精神療法や自助グループもその手助けのためにあるのだと思う。