食べ過ぎてしまう女たち「愛」の依存症
ジェニーン ロス 講談社
1996年に刊行された本。「愛」の概念はキリスト教文化圏と日本人では感覚が違うと思うんだよね。
私はこの本に出てくるような男性との付きあいうというのは求めないけど、マットみたいな人とこんな関係を作ることには憧れるな。
現在を生きるためには過去を通り抜けなければならない。
感情は、今の置かれている状況に何も関係ねがないという理由だけでは消えたりはしない。その感情に注目し、名付けたときにだけ、消える。
キャッチ&バイバイ だよね。
自己の一体性
ダイエットをやめて体の求めるままに食べる。
子供のころに起こったことに対しては責められるべきではありませんが、大人としての自分の苦痛にどう対処するかについては責任を持っています。
ダイエットは選択の余地を狭め、依存を余儀なくさせる。
ダイエット中の怒りと屈辱はいつも自分に向けられます。
家族的、文化的抑圧システムの犠牲者である子供(よい子でなかった自分を責める子供)に戻してしまう。
摂食障害から解放されて自由になるということは、ひとつの過程であり、自分を犠牲者と限定するのをやめられるようになること。
否認、混乱、悲嘆、そして受け入れ
自分の思ったとおりの真実を述べ、自分を裏切らない。
人の幸福に責任を感じるのをやめて、その人が作り出したとも言える傷から守ろうとするのもやめる。その人の苦痛について自分を責めることから離れることによって、自分のことについてその人を責めるのをやめる。